阿部 雅龍さん

・ソックスについて

日本最北端の初日の出を見に札幌から宗谷岬の徒歩行や、日本一寒い町・北海道陸別町での-25℃のテント泊などこれまで主に寒い環境下で着用してきました。

保温力の高さとクッション性の高さが気に入っており、特に防臭効果は長期遠征時のテント生活では本当に心地良いです。

 

冬期遠征や極地遠征では低温下で長い時間歩くので、保温力とクッション性の高いモデルがオススメです。

極地ではスキーブーツを履いてクロスカントリースキーで毎日10時間以上も歩くので、優れたクッション性が足のトラブルから護ってくれます。

足元を適度な湿度に保ってくれるのも嬉しいポイントです。足元はドライ過ぎてもウェット過ぎてもトラブルの原因になります。特に低温下ではドライだと皮膚のヒビ割れに繋がります。

今後、グリーンランドや南極のフィールドでも積極的に使用していく予定です。

・ベースレイヤーについて

ソックス同様に寒い環境下で着用しています。

保温力の高さは当然ですが何よりも着心地の良さが気に入っています。

1日10時間以上の運動をして数ヶ月に及ぶ長期間の遠征であっても、軽量化の為に1枚のベースレイヤーを着通すのですが、臭いを抑えられるので非常に助かっています。

硬い肌触りのウェアだと長期間の行動で肌ズレをおこす事がありますが、POINT6のベースレイヤーは非常に柔らかい肌触りに仕上がっているため、それがほとんど起こりません。

また多少発汗した状態でも汗冷えをほとんど感じず、メリノウールの高機能さを実感できます。

とにかく快適性に優れており、極寒環境下でのベースレイヤーはメリノウール100%に勝るものはありません。

阿部 雅龍

プロ冒険家。単独・人力をテーマに国内外をフィールドを問わず手段を問わずに冒険遠征を行う。

2019年に南極点単独徒歩到達。

故郷秋田の南極探検隊隊長・探検家白瀬矗の足跡を伸ばしての南極点到達を目指している。