快適さを生む素材とは?

その答えはずばり "メリノウール"

冬だけじゃない!一年中快適なのがウール

ウールと聞くと多くの方が、「暖かい」「冬」など寒さを解消する繊維と連想されるかと思います。しかし意外と知られていないのが、夏の暑い季節でも「ウール」は涼しく快適さをキープしてくれる繊維なのです。
ウールは数ある繊維の中でも一年中、快適さを保つ、とても優秀なマルチプレーヤーなのです。
 

注目すべきはウール特有の"吸放湿性"

ウールは水分を繊維自体で吸湿します。その吸湿性は他の繊維に比べても高いことで知られています。そしてその吸湿した水分を状況に合わせ水蒸気として放湿することもこの繊維は行ってくれます。
このようにウールは湿度をコントロールできる数少ない繊維の1つなのです。
 

湿度を保ち、抗菌・防臭

ウールには湿度を約60%に保つという特性があり、これは人間が心地よいと感じる湿度でもあります。そして臭いの原因であるバクテリア(細菌)は湿度70%以上の環境下で繁殖するため、ウールには抗菌効果、防臭効果も期待できます。
さらにPOINT6のソックスは平均53%程に保つことが出来るため、よりドライに高いレベルで湿度をコントロールすることが出来ます。
 
湿度をコントロールすることにより、体温が下がりそうなシチュエーションでは、湿度を保持し、徐々に放出することにより体温を高く保ち、暑い時には放湿することにより湿気を肌から遠ざけ涼しさを保ちます。
 

濡れに強く冷えにくい

さらにウールには人間の髪の毛と同じようにキューティクル(うろこ状)があり、その内側(うろこ状の内側)は水蒸気を吸収する特質を持ちます。その内側はコルテックスという繊維状のたんぱく質であり、そこで水分を調節する機能があります。一方、外側は疎水性があり、濡れに強く、内側の水分コントロールを出来るということから、ある程度濡れていても快適さが保たれ、汗冷えをしづらいという効果も望めます。
最適な湿度をコントロールできることにより、寒さにも暑さにも左右されず、体温を一定に保つ、それがメリノウールソックス最大の"快適な理由"ということなのです。